Adaloの業務アプリ・ビジネスアプリの業務改善・導入事例・活用事例を紹介

Adaloは、プログラミングスキルがなくても簡単にアプリの構築が行えるノーコードツールです。

業務改善を始めとして様々な事業用の用途で使われるため、Adaloは、注目を浴びています。

本記事では、そんなAdaloを使った具体的なアプリ開発の活用事例や各アプリで実装が可能な機能をご紹介します。

ビジネスから個人利用まで、幅広いニーズに対応したアプリ開発が可能なAdaloについてみていきましょう。

Adalo（アダロ）とは？

Adalo（アダロ）は、2018年にアメリカで登場して以来、国内外問わず多くの企業で導入されているノーコードツールです。

ノーコード開発とは？メリット・デメリットやツール・事例についても解説

元々はモバイルアプリ専用の開発ツールでしたが、近年、PC向けアプリ開発ができるようにアップデートされています。

この他、Adaloに関する解説につきましては、詳しくは、以下のページをご覧ください。

ノーコードツール「Adalo（アダロ）」とは？機能・料金プラン・導入事例などを解説

Adalo（アダロ）ではどんなアプリが作れる？

Adaloは、元々はモバイルアプリ（スマホアプリ）向け専用の開発ツールでした。

モバイル（スマホ）向けとしては、Adaloは、ネイティブアプリ、ウェブアプリの両方の開発ができます。

また、現在ではPC向けにもアプリ開発ができるようにアップデートされています。

PC向けとしては、Adaloは、ウェブアプリとプログレッシブウェブアプリ（PWA）の両方の開発ができます。

Adaloのおすすめポイント

Adaloのおすすめポイントは以下の通りです。

Adaloは、使い方によってさまざまなアプリやシステムの開発が行えます。

参照：テンプレートについて（Adaloの公式サイト）

Adaloの開発事例5選

次に、Adaloの開発事例5選をご紹介します。

各事例を詳しくみていきましょう。

開発事例1. ECアプリ・フリマアプリ

Adaloの開発事例の1つ目は、ECアプリ・フリマアプリです。

ECアプリは、新品商品の取引を行うのに対して、フリマアプリは中古品の売買を主な目的としています。

Adaloで実現可能なECアプリ・フリマアプリの具体例
商品の一覧やカスタムリストの作成	商品を見やすく表示しフィルタリングやソートを実装 （データベースの内容を視覚的に表示したリストや高度にカスタマイズしたリストを用いる） 参照：カスタムリストについて（Adaloの公式サイト）
決済サービスの連携	Stripe（外部サービス）を用いたクレジットカードによる決済機能の実装 参照：Stripe連携について（Adaloの公式サイト）
プッシュ通知	新商品やセール情報などの通知を送信（ネイティブアプリ・PWAのみが対象） 参照：プッシュ通知機能について（Adaloの公式サイト）

Adaloでは、ECアプリ・フリマアプリを構築するために必要な機能が揃っています。

セキュリティ対策が大事な決済まわりで、外部サービスとの連携が実装できるのは注目ポイントです。

開発事例2. 業務効率化アプリ

Adaloの開発事例の2つ目は、業務効率化アプリです。

Adaloで実現可能な業務効率化アプリの具体例
ユーザー認証機能	Xano連携（外部サービス）を用いて、ユーザー登録ログインの仕組みを実装 参照：ユーザー認証機能について（Adaloの公式サイト）
タスク管理機能	カスタムリストやフォームを使って、タスクの管理を行う機能を実装 参照：カスタムリストやフォームについて（Adaloの公式サイト）
レポート機能	チャートやグラフを使って、タスクの進捗状況や統計データをグラフで表示 参照：レポート機能について（Adaloの公式サイト）
書類管理	ファイルアップロードを使って、書類をアップロード、保存、共有 参照：書類管理機能について（Adaloの公式サイト）

以下をはじめとする業務効率化アプリの構築にノーコードツールを使う企業は非常に多いです。

なお、Adalo以外の業務改善用のノーコードツールとしては、Appsheetがあります。

AppSheetの業務アプリによる業務改善の導入事例・活用事例とは？

開発事例3. 予約システム

Adaloの開発事例の3つ目は、予約システムです。

Adaloで実現可能な予約システムの具体例
予約カレンダー	Calendar Componentを使って、予約日時をカレンダー形式で表示 Googleカレンダー上で設定された予約情報を同期 参照：カレンダーコンポーネントについて（Adaloの公式サイト） / Googleカレンダー連携について（Adaloの公式サイト）
リアルタイムで空き状況を確認	常に最新の情報にアクセスできるデータベースを用いることで、予約可能な日時を表示 参照：データベースについて（Adaloの公式サイト） / 外部データベースについて（Adaloの公式サイト）
レビュー機能	予約サービスに関する評価やレビューを受け取る 参照：レビュー機能について（Adaloの公式サイト）

Adaloを使用して予約アプリを構築する最大のポイントは、予約の操作だけでなく、確認通知やレビューの獲得など、予約フロー全体を自動化できることです。

開発事例4. ニュースアプリ・情報配信アプリ

Adaloの開発事例の4つ目は、ニュースアプリ・情報配信アプリです。

Adaloで実現可能なニュースアプリ・情報配信アプリの具体例
検索機能	記事をキーワードで検索するための機能を実装 参照：検索機能について（Adaloの公式サイト）
お気に入り機能	記事を保存して後から読める機能を実装 参照：お気に入り機能について（Adaloの公式サイト）
ソーシャルシェア機能	SNSやメールで記事を共有できる機能を実装 参照：SNSでの共有機能について（Adaloの公式サイト）
ローカルニュース機能	ジオロケーションを使い、ユーザーの位置情報に基づいてローカルニュースを表示 参照：ジオロケーション機能について（Adaloの公式サイト）

ニュースや情報配信アプリを構築する際は、ジオロケーションを活用したユーザーに関連性の高い情報提供を行うことが有効です。

ユーザーの位置に応じてローカル情報を取得し、地域特化のローカルニュースを配信することでユーザーエクスペリエンスを向上させ、アプリの価値を高めることができます。

UX（ユーザーエクスペリエンス）とは？意味やUIとの違い、ビジネスにおける重要性をわかりやすく解説

開発事例5. マッチングアプリ

Adaloの開発事例の5つ目は、マッチングアプリです。

Adaloで実現可能なマッチングアプリの具体例
マッチング機能	カスタムアクションやロジックを使い、ユーザー間のマッチングロジックや通知機能を実装 参照：カスタムアクションについて（Adaloの公式サイト）
チャット機能	マッチング後のユーザー間のチャット機能を実装 参照：チャット機能ついて（Adaloの公式サイト）
安全対策機能	ユーザーが問題のあるアカウントを報告し、ブロックする機能を実装 参照：ブロック機能について（Adaloの公式サイト）

マッチングアプリの差別化のポイントは、独自のマッチングロジックやアルゴリズム、ユーザーのプライバシーや安全性への取り組み、使いやすさなどがあります。

Adaloでは、差別化に役立つ機能やデザインを柔軟にカスタマイズできます。

まとめ

Adaloでは、開発時間の短縮や費用の削減を実現しながら、高品質なアプリの構築が可能です。

豊富な機能やテンプレートが提供されているので、幅広い種類のアプリ開発が簡単に行えます。

当社では、こうしたAdaloを含めたノーコードツールを活用した業務アプリ・業務システムの開発会社の選定をサポートしております。

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