インターフェースとは?システムやアプリ開発で使われる場合の意味をわかりやすく解説

このページでは、インターフェースの言葉の意味や開発現場での使われ方を紹介します。

インターフェースとは、2つの異なる機器やシステムをつなぐ「境界面」や「接点」のことをいいます。

アプリ開発では、インターフェースは、ユーザにとってはもちろん、サービス提供者にとっても、非常に重要となります。

以下の記事では、インターフェースの意味や現場での使われ方を初心者の方にもわかりやすく解説します。

インターフェースとは?

インターフェースは異なる2つのシステムをつなぐ接点

インターフェースとは、2つの異なる機器やシステムをつなぐ「境界面」や「接点」のことをいいます。

特にアプリやシステムの開発現場などのIT分野で使われることが多いです。

【意味・定義】インターフェースとは?

インターフェースとは、「境界面」や「接点」のことであって、2つの異なるシステムなどがお互いに通信や操作を行うために必要な方法やソフトウェアをいう。

3種類のインターフェースは?

インターフェースには、「ハードウェアインターフェース」「ソフトウェアインターフェース」「ユーザーインターフェース(UI)」の3種類があります。

インターフェースは、それ単体で使われることもありますが、多くの場合は、これらのいずれかの使い方をします。

1.ハードウェアインターフェース

ハードウェアインターフェースとは、パソコンやスマートフォンなどのコンピュータに関連するハードウェア同士をつなぐ接点のことをいいます。

【意味・定義】ハードウェアインターフェースとは?

ハードウェアインターフェースとは、コンピュータに関連するハードウェア同士をつなぐインターフェースのことをいう。

【意味・定義】ハードウェアとは?

ハードウェアとは、コンピュータに必要な、機械、装置、設備、部品など物理的な基盤のことをいう。

例えば、パソコンとスマートフォンをつなぐためのUSBケーブルなど、機器同士をつなぐものをハードウェアインターフェースとされます。

2.ソフトウェアインターフェース

ソフトウェアインターフェースとは、コンピュータを動かすためのプログラムであるソフトウェア同士をつなぐ接点のことをいいます。

【意味・定義】ソフトウェアインターフェースとは?

ソフトウェアインターフェースとはソフトウェア同士をつなぐインターフェースをいう。

【意味・定義】ソフトウェアとは?

ソフトウェアとは、コンピュータを動かすためにハードウェアに搭載されたプログラムをいう。

例えば、とあるサイトにGoogleアカウントを使用してログインするなどのAPI連携もソフトウェアインターフェースとされます。

【意味・定義】API連携とは?

API連携とは、ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェースのことをいう。

3.ユーザーインターフェース(UI)

ユーザーインターフェースとは、Webサービスやアプリなどのサービスを利用するユーザーとサービスを提供する機器や道具の接点をいいます。

マーケティングやアプリ開発現場などでは、略して「UI」(ユーアイ)と呼ばれることが多いです。

【意味・定義】ユーザーインターフェース(UI)とは?

ユーザーインターフェースとは、Webサービスやアプリなどのサービスを利用するユーザーとサービスを提供する機器や道具のインターフェースをいう。

UI(ユーザーインターフェース)とは?意味やUXとの違い、例をわかりやすく解説

アプリ開発では、インターフェースの中でも、このユーザーインターフェースの良し悪しが、ユーザーの満足度に直結します。

このため、インターフェースは、アプリ開発においては、最も重要な要素のひとつと言えます(詳しくは後述)。

ユーザーインターフェース(UI)にはCUIとGUIがある

ユーザーインターフェースには、「CUI」「GUI」の2種類あります。

CUIとは

CUIは、「Character User Interface」の略称で、「シーユーアイ」と呼びます。

CUIは、キーボードから直接コンピュータを動かすための命令(コマンド)を入力するインターフェースのことをいいます。

【意味・定義】CUIとは?

CUIは、「Character User Interface」の略称で、キーボードから直接命令(コマンド)を入力するインターフェースをいう。

Windowsの場合は「コマンドプロンプト」、Macの場合は「Macターミナル」という名称でソフトが備わっています。

一般的に、CUIは、エンジニアが使うことがほとんどであり、非エンジニアが使うことは滅多にありません。

このため、アプリ開発においては、GUIがユーザーインターフェースとして採用されることはありません。

GUIとは

GUIは、「Graphical User Interface」の略称で、「GUI(グイ)」と呼びます。

GUIはキーボードやマウス、タッチパネルを使って操作できるインターフェースのことをいいます。

【意味・定義】GUIとは?

GUIとは、「Graphical User Interface」(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)の略称で、文字を打つことなく、画面に出てくる絵やボタンをキーボード、マウス、タッチパネル等でクリックしたりタップしたり触ったりすることで、コンピューターやアプリケーションの操作をおこなう方法をいう。

一般的に、パソコンでマウスを動かして操作できる、タブレットやスマホでタッチ操作ができるものは、全てGUIに含まれます。

このため、アプリ開発では、ユーザーインターフェースは、GUIにすることがほとんどです。

CUIとGUIの違い

CUIとGUIの違いは、CUIは文字入力でコンピュータを操作するのに対し、GUIは文字入力以外のグラフィカルな操作全般をさします。

CUIとGUIの違い

CUIとGUIの違いは、CUIは文字入力でコンピュータを操作するのに対し、GUIは文字入力以外のグラフィカルな操作全般をさします。

インターフェースの使い方・例文

「インターフェース」という言葉が、どのように使われるか例文を紹介します。

インターフェースの例文

  • 新しいパソコンを買うなら、接続できるインターフェースの規格を調べておく方が良い
  • APIのようなソフトウェアインターフェースを使用すれば、外部アプリと連携ができる
  • ウェブアプリのUIを変えれば満足度が上がると分析した

インターフェースの具体例

インターフェースがどのようなものか、3種類について、それぞれ具体例を紹介します。

ハードウェアインターフェースの具体例

  • USB
  • コンセント
  • HDMI

ソフトウェアインターフェースの具体例

  • API
  • プロセス間通信

ユーザーインターフェースの具体例

  • アプリケーションの操作画面
  • パソコンの画面
  • セルフレジの操作画面
  • 駅の券売機

アプリにおけるインターフェースの役割は?

アプリはコンピュータやスマートフォン上で動かすソフトウェアに分類されます。

そのため、アプリ開発では「ソフトウェアインターフェース」と「ユーザーインターフェース」が重視されます。

アプリ開発でのソフトウェアインターフェースの役割

アプリ開発では、例えばアプリにログインするときの認証方法をGoogleアカウントにするのか、Twitterアカウントにするのか、などのログイン方法を指定する機能をつけることができます。

その際にAPI連携、つまりソフトウェアインターフェースが必要になります。

アプリ開発でのユーザーインターフェースの役割

アプリ開発時におけるユーザーインターフェースとは、アプリを利用する全ての人が操作する画面をさします。

そのため、アプリではユーザーインターフェースの設計が非常に重要です。

以下でアプリでユーザーインターフェースが重要な理由を説明します。

アプリでは特にユーザーインターフェース(UI)が重要な理由

アプリでのユーザーインターフェースは、アプリの操作画面全てを指します。

そのため、ユーザーがアプリを評価する対象の8割がユーザーインターフェースに関することです。

アプリでユーザーインターフェースが重要な理由5つを以下で説明します。

アプリでユーザーインターフェース(UI)が重要な5つの理由
  • UIが重要な理由1つ目:わずかな差でユーザーへの印象を左右する
  • UIが重要な理由2つ目:収益や満足度に直結しやすい
  • UIが重要な理由3つ目:アプリの品質に繋がる
  • UIが重要な理由4つ目:どの会社が出しているかではなく、どのアプリが良いかで判断される
  • UIが重要な理由5つ目:UXの最大化

UIが重要な理由1つ目:わずかな差でユーザーへの印象を左右する

UIが重要な理由1つ目は、「わずかな差でユーザーへの印象を左右する」点です。

ユーザーインターフェースが少し異なるだけで、アプリの使用率や、申し込み率が増減すると言われます。

申し込みのボタンの位置や、色、文字の大きさ、通信速度、各種処理速度など、わずかに変えるだけでも印象が異なり、結果的に、アプリの印象が良くも悪くもなります。

UIが重要な理由2つ目:収益や満足度に直結しやすい

UIが重要な理由2つ目は、「収益や満足度に直結しやすい」点です。

アプリにおけるユーザーインターフェースとは、ほぼアプリの全てと言っても過言ではありません。

ユーザーはUIの使いやすさや見た目から評価するため、UIは収益や満足度に直結します。

UIが重要な理由3つ目:アプリの品質に繋がる

UIが重要な理由3つ目は、「アプリの品質に繋がる」点です。

ユーザーインターフェースがよくないとユーザーがアプリをスムーズに使えません。

操作性がよくないというのは、アプリ全体の品質の低下にも関わります。

UIが重要な理由4つ目:どの会社が出しているかではなく、どのアプリが良いかで判断される

UIが重要な理由4つ目は、「どの会社が出しているかではなく、どのアプリが良いかで判断される」点です。

最近では、個人で開発したアプリが人気になったり、大手企業が開発したアプリではなくても人気のアプリはたくさんあります。

逆に、大手企業が開発したアプリでも、UIが悪いと、口コミなどの評価が下がり、結果としてあまり使ってもらえません。

つまり、「誰が開発したのか」ではなく「どのアプリが良いか」が判断基準になります。

どのアプリが良いかというのは、先に説明したとおり、アプリではUIが評価対象のほぼ全てになりますので、良い評価に繋げるにもUIは重要です。

UIが重要な理由5つ目:UXの最大化

UIが重要な理由5つ目は、「UXの最大化」という点です。

UXとは、「User experience」の略称で、ユーザーが、Webサイトやアプリの機能を使用し、得られる体験のことをさします。

【意味・定義】UXとは?

UXとは、「User experience」の略称で、ユーザーが、Webサイトやアプリの機能を使用し、得られる体験のことをいう。

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは?意味やUIとの違い、ビジネスにおける重要性をわかりやすく解説

ユーザーインターフェースが整っていることでユーザーの体験が最大化され、アプリのブランディングや、独自性を確立しやすくなります。

ユーザーインターフェースはUXの一部ですので、UIを改善することは、顧客満足度を高めることにつながります。

インターフェースに関するよくある質問

インターフェースとはなんですか?
インターフェースとは、一般的には、2つの異なる機器やシステムをつなぐ「境界面」や「接点」のことをいいます。
インターフェースの種類を教えてください。
インターフェースには、以下の3種類あります。

  • ハードウェアインターフェース:コンピュータに関連するハードウェア同士をつなぐインターフェース
  • ソフトウェアインターフェース:ソフトウェア同士をつなぐインターフェース
  • ユーザーインターフェース:Webサービスやアプリなどのサービスを利用するユーザーとサービスを提供する機器や道具のインターフェース